新卒で仕事がない時間は辛い

新卒で会社に入って、意外とつらいなと思ったことがある。

それは、仕事が忙しいことではない。

仕事がない時間だ。

入社したばかりだから、当然まだ一人でできる仕事は少ない。

先輩たちはそれぞれ自分の仕事をしている。

そんな中で、自分だけ手が空いている。

「何かやることありますか?」

そう聞くこともできる。

でも、みんな忙しそうにしている。

今聞いたら邪魔かな。

さっきも聞いたし、また聞くのもな……。

そんなことを考えているうちに、時間だけが過ぎていく。

パソコンの画面を見ながら、

「自分、何もしてないな」

と思う。時計を見たらまだ15:00。

別にサボっているわけではない。

やる気がないわけでもない。

むしろ、何かしたい。

でも、自分から勝手にできることにも限界がある。

だから、仕事がないことよりも、

「周りからどう見えているんだろう」

ということが気になってしまう。

「この新人、やる気ないと思われてないかな」

「暇そうにしてると思われてないかな」

「もっと自分から動いたほうがいいのかな」

そんなことを考えているだけで、かなり疲れる。

忙しいほうが楽なのかもしれない

仕事がたくさんあれば、それをやればいい。

忙しければ、

「今、自分は仕事をしている」

という実感がある。

でも、仕事がないと、自分で自分を評価し始めてしまう。

時計を見る。

まだ10分しか経っていない。

また時計を見る。

「まだこんな時間か……」

そんな時間が長く感じる。

そして家に帰る頃には、実際にはそこまで仕事をしていないのに、なぜか精神的に疲れている。

これが新卒特有の疲れなのかもしれない。

「何もしていない」と「何もできない」は違う

最近は少しずつ、

「仕事がない=自分がダメ」

ではないんだと思うようになった。

入社したばかりなんだから、知らないことが多いのは当たり前。

自分だけで判断できないことが多いのも当たり前。

先輩に仕事を教えてもらいながら、少しずつできることを増やしていく時期なんだと思う。

それなのに、

「もっと自分から動かなきゃ」

と焦ってしまう。

新卒って、仕事を覚えるだけでも大変なのに、

「新人らしく積極的に」

みたいなことまで求められると、なかなか疲れる。

もちろん、自分から聞くことも大切だと思う。

でも、ずっと積極的に動き続けることが正解とも限らない。

分からないことだらけの中で、周りを見ながら少しずつ覚えていけばいい。

そう考えるようになってから、仕事がない時間に対する苦手意識が少しだけ減った。

新卒の「暇」は、意外と疲れる

会社に入る前は、

「仕事が忙しいのは大変そうだな」

と思っていた。

でも実際に働いてみると、

「仕事がない時間もこんなに疲れるんだ」

と知った。

何もしていないように見える時間の裏で、

「これでいいのかな」

「何かしなきゃ」

「どう見られているんだろう」

と、頭の中ではずっと考えている。

だから、今日も仕事がなくて気まずい時間を過ごしている新卒の人がいたら、

「自分だけじゃないんだな」

と思ってもらえたらいい。

仕事がないからといって、やる気がないわけじゃない。

何もしていないように見えるからといって、何も考えていないわけでもない。

新人には新人なりに、見えないところで結構疲れている。

そしてたぶん、こういう時間も含めて少しずつ「会社員」に慣れていくんだと思う。

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